【筋トレ】筋トレの効果 エビデンスをもとに
ジムに通い始め、筋トレについての本を購入しました。
その本には筋トレの効果をエビデンスをもとに紹介されていたので、紹介します。
- 作者: 庵野拓将
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2019/03/28
- メディア: 単行本
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運動するために筋トレするやメディアで筋トレが良いらしいって理由では、筋トレは続かないと思います。
筋トレにどんな効果があるから、筋トレをするって理由のきっかけにしてみてください。
- 病気になりにくくなる
- 睡眠の質を上げる
- メンタルを改善させる
今回はこの3つです。
1の病気になりにくくなる。
2013年、がんと診断された18~81歳までの男女2863人を対象に筋トレと死亡率の関係性と調査した研究があります。
この研究の結果から、週1回以上のトレーニングをしている場合としていない場合を比べたところ、している場合は死亡率が33%減少したそうです。
別の研究では20歳以上の男女8772人を対象に7年程度追跡調査をミシシッピ大学が行いました。
結果は週2~3回トレーニングを行う場合はすべての病気の死亡率が23%も減少したそうです。
また、二つの知見から自宅とジム両方で筋トレをしたほうが効果があるそうです。
トレーニングによる死亡率の低下の理由として
があげられています。
血圧が下がることで脳卒中のリスクは減り、糖尿病のリスクがへることで末梢神経障害や腎障害も減るのでメリットだらけです。
個人的には現在の医療では糖尿病になるのが一番きついと思います。
2の睡眠の質向上です。
マクマスター大学が13の論文から発表した報告では
筋トレは睡眠の時間は増やさないが、睡眠の質を高めるとのことです。
睡眠は浅い眠りと深い眠りが交互におきます。
睡眠時間に対して深い眠りが多いほどよく寝たとなります。
そして、眠り始めは深い眠りに入り徐々に浅い眠りになります。この最初の波が睡眠では最も重要です。
研究から睡眠の質は総負荷量が高いほど改善し、多い頻度でトレーニングをしたほうが改善するとのことです。
実際に、私は筋トレを始めてから夜中に起きることがなくなりました。(笑)
3のメンタルの改善です。
16もの論文を解析した研究では、健常者の不安を大幅に改善させたそうです。
また、うつ病にも効果があり、運動しない人に比べ、心身の健康が悪化した日が少なくなったとの報告があります。
特に日本人はセロトニンの分泌が少なく、メンタル障害を発症させやすい性質があります。
なので、筋トレして今の内に予防しちゃいましょう。
ちなみに改善策を知っているだけで、発症率がさがるとの報告もあります(笑)